スポンサーリンク


上記の広告は一定期間更新のないブログに表示されます。新しい記事を書く事で広告が消す事ができます。

  

Posted by みやchan運営事務局 at

2011年02月28日

北京出張から帰ってきました。

今週はずっと北京出張。多くの人にお会いして、いろんなおはなしをさせていただいた。一番の印象としては「同じ中国でも上海と北京は全然違う」ということ。街の雰囲気から、話す言葉、文化など上海とは違ったものが北京に多くあった。まぁむしろ、上海が脱中国化しすぎているのかもしれないけれど。


北京出張で感じたこと

・ 中国独特の文化、歴史に価値を大切にしている。外国から取り入れることと、中国固有の文化を残していくことが上手くバランスした街になっているということ。

・ とにかく渋滞がひどい。道路は片側5車線とか普通にあるのに渋滞している。特に仕事が終わる夕方6時前後は最も最悪な時間帯で、タクシーが全く捕まらないし、捕まったとしても動かない。地下鉄が少ないことと街が広すぎるので歩いて移動することができないことが理由かと思ってます。

・ おしゃれなSOHOが多い。北京には今3つのSOHOがあるんだけど、どれもみんなオシャレでここからたくさんの成長企業が生まれてくるんだろうな、と思う。ちなみに僕の会社もこのSOHOに入っています。これからもどんどんオシャレで魅力的なSOHOができてくるらしいので、会社大きくしてそういうところにオフィスを構えたいな、とちょっと楽しみ。


そんな事を思いながら北京出張から帰ってきました。

今の仕事ではノートパソコンを常に持ち歩いて、无线上网卡というWiMaxのようなサービスを使って、どこでもパソコンからネット環境に入れる状況なので、実際どこでも仕事ができる。北京にいても上海と同じ仕事ができる。本当に便利な世の中になったなぁ、と感じながら唯一ネット環境にない北京⇒上海の航空機内で少しまとめてました。
あとは、twitter,facebook,の解禁を待つだけなのですが、、、。
  

Posted by たじぃ at 02:54Comments(2)

2011年02月22日

広告の役割とか目的とか



ロングエンゲージメント 著:京井良彦


電通のサトナオオープンラボのメンバー京井良彦さんの著書。
ソーシャルメディアの出現により、これからの広告がどのように変わっていくかについて書かれた本。そもそも、中国に北理由の一つに「パイの奪い合い」をやりたくない。もっと新しいことを生み出せる環境でやりたい、なんて今考えると甘っちょろいことを思って中国に来たんだけれども、そんな自分にとても反省している。日本では確かに広告業界は市場の縮小、パイの奪い合いに鳴っているんだけれど、それは「アテンションの獲得」に固執しているせいであって、消費活動は少しづつ「共感の獲得」で購買が起こる社会になってきている。僕はそれが今後の広告豪快にどんな影響を与えるかをほとんど考えることなく中国に来ている。そんな自分の浅はかさを教えてくれた名著。

『広告はその活動自体が社会問題にどう貢献していくかを考える必要が出てきているのです。そしてその貢献こそが広告の「目的」となるのです。』

この一文はまさにそうだと思う。紙メディアの時代は、広告の目的は「商品、会社を認知してもらう」ことが目的だった。電波メディアの登場により、広告の目的は「商品、会社にいい印象を持ってもらうこと」になった。そして、インターネットの登場で、広告の目的は「費用対効果を見える化し、費用対効果とボリュームのバランスを最適化すること」になった。そして、現代。ソーシャルメディアの頂上により、広告の目的は「企業と消費者が社会問題に貢献する」ことが目的になった。

この結論に達した僕は、広告を自分の生業にしようと決意したことに自信と誇りと、もっと言うと運命のようなものを感じた。これからもテクノロジーの進化によって広告の形、定義、目的はどんどん変わっていくと思う。でも広告が社会に果たす役割は常に必要とされている。10年前の広告業界の人が現在のソーシャルメディアを使った広告なんかをみてもおそらくそれを広告とは見ないだろう。それと同じように、今の僕が10年後の広告をみても、きっと納得しないんだと思う。だけど、形を変え、テクノロジーが進化するなかで、きっと10年後も広告は社会に必要とされていると思う。社会に必要とsれ続ける広告に携われている自分はとても幸せものだと感じながら、北京に向かう飛行機の中でビールを飲みながらカタカタとブログを更新しております。

  

Posted by たじぃ at 01:20Comments(0)

2011年02月20日

ユーティリティプレーヤー

僕が尊敬するひとりが木村拓也選手。野球選手の方だ。
宮崎県出身で広島カープでもプレーしていたこともあり、とても親近感をもって応援していた。

彼は毎年東大にも行くような進学校で野球部に所属し、チームを甲子園に連れていき、さらに173センチという小柄な体格のハンデを跳ねのけ、日本ハムに入団。その後広島に移籍し、最後は巨人でプレーしオリンピックにも出場している。

彼はユーティリティプレイヤーとして、ピッチャー以外の全ポジションをこなし(高校時代はピッチャー)、さらに右でも左でも打てるスイッチヒッター。打順もどこでも打てる最高のユーティティプレイヤーだった。

木村さんが2年前、プロ野球に入団したばかりの新人向けの講演で話した内容。
「僕はなりたくて、スイッチヒッターになったわけでもないし、内野も外野も守れるようになったわけでもない。ただ、試合に出るためにはそうするしかなかった。でもそういう生き方もありだと思うし、それが自分らしいプレースタイルだと思う。」
おそらく彼も、本当はエースだったり、4番を打ちたかったんだと思う。でも入団してプロの同期を見ると、これは勝てない、と思ったんだろう。そこで彼はすぐに路線を変え、自分が生き残れる路を探した。そうやって、必死に努力してきた結果、彼の告別式であれだけの人が詰めかけてくれるほどの人格者になったんだと思う。僕は心から尊敬している。


自分は会社の中でどういうポジショニングを取ったらいいんだろうかと考え中。広告代理店をやっていると本当に様々な業務がある。仕事を取ってくる営業からそれをうまく運用するディレクター。企画屋さんもいるし、マーケティングもいる。媒体との交渉もある。(ついでに中国語、英語も大切)自分はどこの路を極め、生き残っていくのか。やっぱ、企画か?それともマネージャーか?そんなことを最近気にしていたら、木村拓也さんの事を思い出した。

僕も、木村さんのような人格者になりたい。まぁ、路は驚くほど長いけど。
  

Posted by たじぃ at 09:10Comments(0)

2011年02月17日

日本はイタリアとドイツを足して2で割った感じが理想。

久しぶりに読書感想文でも


ちきりん著
ゆるく考えよう






「日本は素晴らしい国」という章に感銘をうけました。

旧正月は日本に帰っていたわけですが、やっぱり日本は素晴らしい!色々言われていますが、いや、ホントいい国ですよ、日本って。

まず、日本の何が素晴らしいって、ご飯が美味しい。東京であれば世界どこの料理でも食べることができる。これってすごいと思う。これまで世界の主役だった欧米から見たら、東の先っぽでしかもちっちゃい島国なのにも関わらず世界中のグルメが楽しめる。日本で例えると長崎の平戸島で日本中の郷土料理が味わえるイメージ??やっぱすごいことだよね。平戸島なのに、、、。(平戸の人たちゴメン)

そして、女性が可愛い。これも素晴らしいこと。資本主義経済って突き詰めていくと女性の魅力が活力の源泉だったりするわけで。こんなに可愛い女性が多い国だったら、そりゃー経済も発展するわな、と納得してしまう。じっさい東アジアの若い女性は日本のメイク、ファッションをお手本に頑張ってるわけです。僕がいる中国でも、人気がある4大女性ファッション誌のうち3誌が日本のもの。Ray Mina Vivi なわけです。最近上海の女性がオシャレになって可愛くなったのも近年の経済発展と無関係では無いような気がしてます。(因果は逆かもしれませんが。。。)

さらに、独自の文化があることも素晴らしい。最近ではアニメとか漫画とか萌えとか。他の国の文化をみると長い歴史のなかから生まれてきたものがほとんどなのに、日本は何故か新しい価値観が生まれ若者が創り上げていく。残念なことにその価値をおっちゃん達が理解できないために苦境に立たされることもありますが、それでも秋葉原を中心に独自の文化が醸成されています。少し余談ですが、秋葉原で白い目で見られていた若者たちが将来の日本の産業を支えているんです。戦後間もないころ、小さな部品を買いあさり機械いじりをしていた若者がその後日本の科学技術を支え、漫画にはまっていた若者が、日本のマンガ文化を育てた。そして、萌え~とメイドさんを追っかけてた人たちのおかげで、日本の萌え文化、サブカルチャーが育ったわけ。この前頭の硬い都知事がちょっと破廉恥なマンガを規制してしまったのですが、ひょっとしたら3年後に日本にはそういう微エロ文化が根付いていたかもしれないわけです。ちなみに日本のAVはアジアで大人気だったりします。

そんな訳で、アジアの中で日本存在感はまだまだ健在だと思ってます。経済では中国に抜かれ、インドに抜かれるでしょう。政治についても、アメリカに盾突くことはできないでしょう。でも、独自の文化をもった日本には稀少価値があって世界から羨まれる国になればいいなぁ。日本のこれからのポジショニングはヨーロッパのファッション大国イタリアと産業大国ドイツを足して2で割った感じが個人的には理想。ちなみにその他のポジショニングは、、、世界のリーダーアメリカ的ポジションは中国、アメリカの補佐イギリスは韓国、永世中立国スイスはブータン、ヨーロッパの工場ポーランドはベトナム。観光大国フランスはタイ。

そして、世界経済の中心が欧米から中国、東南アジア、インドに移ってくるわけです。日本から近くなったし、文化も似ている。さらに嬉しいことに中国が中国語(漢字)にこだわってくれているおかげでビジネス言語も英語メインから中国語メインに変わる。そうなると、26文字だけしか知らない欧米人たちは3000字以上の文字に戸惑い、複雑難解な漢字を一つ一つ覚えることになるのです。かたや日本人はベースの漢字にプラスアルファ中国漢字を覚えればOK。そもそも、漢字に対するアレルギーが無いから、学習もスムーズに進み、大きな恩恵を受けれるわけです。いままで「なんで日本人は英語ができないの??」と馬鹿にしていた欧米人に対して、「漢字なんて覚えてしまえば簡単なのにねぇ~」と上から目線で挑めるではないか! あーなんて素敵な時代なんでしょ。ビバ中国。漢字文化最高だぜ!

そんな事を考えてたら、意外に日本の未来も明るいではないかと思えてきた。

そういう前向きな気持にさせてくれるのが、こちらの本でした。
  

Posted by たじぃ at 08:07Comments(2)

2011年02月13日

忙しくなりそうです☆

家の近くになぜかメイドカフェがありまして、、、。
いや、別に狙ってないですよ。。。偶然あったんです。本当です。。。
日本ほど厳しくないので、一枚写真をパシャリ。
こういう所で中国語勉強すると楽しいんだろうなぁ。。。
ってか、そういうサービスって絶対はやると思う(笑)



上海で働き出してちょうど一ヶ月がたって、少しづつではあるものの、仕事を覚え始めた。今までは、なんかグローバルとか、日本のことなどの内容が多かったのだけどこれからは仕事の内容も問題のない範囲で入れていこうと思います。


僕はいま上海で働いているのですが、4月からは北京に行きます。
先日、北京の某大手旅行会社のネットプロモーションを一括でご発注いただけたので、これからはその仕事がメインになりそうな予感。その他にも航空会社、セキュリティ会社、メーカーなどなどの案件が同時に進行しております。これからどんどん忙しくなる予感。

中国のネットというと「ツイッター、Facebookが使えない」「グーグルが締めだされた」みたいな、あんまり開放的な印象ってないひとが多いと思うのですが、中国国内だけで行くと結構発展しているように思う。30代以下のネット人口は60%を超えているし、中国全土のネット人口も6億ほどらしい。もう日本の規模からは想像できない状況。しかもまだまだ拡大している。今後はネットのグローバル化も避けられないと思うので、まだまだ変化していくんだろうなぁ。そんな舞台で仕事ができる環境にいることにとても感謝している。

ネット広告の仕事も新卒から始めてもうすぐ2年がたちます。まぁネット広告と言っても、代理店業務を始めたのは最近なのでさらなる底上げが必要。クライアントと具体的なプランを考えるときも、ベースとなる過去事例や今のトレンドを把握してないといいアウトプットもできないので、今は必死にインプット中だったりします。さらに中国語の能力もまだまだ高めないといけないので、語学の勉強も必要。アウトプット、インプットの量も質も短サイクルで回さなきゃいけない。まぁ、正直心が折れそうになることもあるんだけど(笑)、中国に来る、という決断をしたのは自分で、会社が決めたことでもなく、自分が覚悟をして選んだ道。なので、結局のところ自分ができることを一つ一つやりながらPDCAサイクルを短期、長期の時間軸を持って定期的に観測して行くのが最も大切のように思っています。
  

Posted by たじぃ at 16:20Comments(0)おしごと

2011年02月11日

アジアの中の九州

福岡に6日ほどいたのですが、東アジアとの調和が進んできたなぁ、ととても嬉しく思っています。街の中には東アジア各国の旅行客、ビジネスマンの多いこと多いこと。日本に帰ってきたというのに、お店の中はほとんど中国語しか聞こえず、自分はいまどこにいるのだろう、と少し混乱したことも。中国からは家族旅行が多いんだけど、韓国からは若い女性だけでふらっと遊びにきているケースも多いように思う。福岡の街には英語よりも韓国語、中国語の表記が優先されているし、なにより驚いたのは空港の売店では韓国語にも中国語にも対応できる店員がいるということ。東京では英語しかできない店員がほとんどだったと思うんだけど、福岡空港は完全に東アジアに寄っかかったポジショニングなのですね。(まぁ欧米への便が無いという理由も大きいのかもしれませんが、、、。)福岡は上海まで1時間半、ソウルまで1時間、台北まで3時間という好立地ということ、東京からの観光客に期待できないこと、を考えると今後はもっと東アジアに寄った共生の道を進んでいくんでしょうね。もう、大歓迎。


日本すべての地域がグローバルだー!って言って英語をしゃべれるようになる必要は無いよね。たとえ日本人全員が英語を話せても、決してグローバルにはならない。アメリカがそうであるように。そもそも日本人全員がグローバル志向をもつ必要もない。
これからは日本の地方それぞれの差別化要因を活かして独自路線を歩んで行けば、この国もまだまだ将来明るいんじゃないかと思っています。
九州を例にすると完全に東アジアとの共生。九州は日本の正月を廃止して旧歴での暦を導入したら面白いかも。東京とのやりとりは不便だけど、東アジアは旧暦で動いている国が多いので、仕事を円滑に進められるからね。あと、外国語は中学校までは英語で、高校以降は中国語、韓国語、ベトナム語、タイ語、マレー語などの言語も選択できるようにしたら面白いよね。九州にいると英語よりもアジアの言葉を使う機会の方が多くなりそうなので。

そんな、事を考えながら九州の正月休みを楽しんでいると、色々なヒントが見つかってくる。九州がモデルケースになって、独自に色々と仕組みを変えていけると楽しいだろうなー。

あ、週末に披露宴会場を決めました。
披露宴のテーマは「アジアの中の九州」です。
そうです、結婚することになりました。知ってる方も多いかと思いますが、ご報告まで。
  

Posted by たじぃ at 22:20Comments(5)

2011年02月08日

そこそこいい人生

いくつか読んでいるブログのなかに、電通のさとなおさんのブログがあります。

広告をやっている人であれば、知らない人はいないだろう、というほど有名なかたで、最近はソーシャルメディア時代の消費行動モデルSIPS理論を提唱されています。

そのさとなおさんのブログの中で、とても面白い一文があったので少し、そのことについて書いてみたいと思います。


http://www.satonao.com/


そこそこいい高校行って、そこそこいい大学行って、そこそこいい会社に入っても、別に『そこそこいい人生となるわけではない』

いや、まさにその通りだと思う。
東京で働いていたときに付き合ってた人たちって社内、社外問わずいわゆる「エリート」が多かったんだけれど、なんか毎日楽しそうじゃなかった。もちろん、人生を謳歌しているというような人もいたことはいたのだが、割合的には少数派。ほとんどが、「月曜日がくるのが嫌だー」なんて言ってる人が多かった。(まぁ、これは類は友を呼ぶ、かもしれませんが、、、苦笑)

良い高校に行って、一流大学に行って、みんなが羨むような会社で働いているのに、なんか表情が曇ってて、目に輝きがない。

その一方で、今の環境には「典型的なエリート」ってそんなにいない。大学行ってないとか普通だし、中には高校すら行ってないという人まで。でも、彼ら、彼女らは充実した日々を過ごしているようにみえるし、バイタリティありすぎ。ほんとギラギラした健全な野心を持ってて、一緒にいるだけで僕まで元気が出てくる。上海と東京でなぜこんなにも違いがあるんだろうなぁ、と疑問に思っていると、一つの答えに行き着いた。
 結局、いま僕の周りにいる人たちって、自分のものさしで決断してきた人たち。高校に行かない、という決断も上海に行く、というのも、日本の価値観からすると決してエリートではなく、どちらかというと変わり者で人生のレールから外れた人たち。でもその道を自分の価値観に基づいて決断してきたので、負い目はなく全ては自分の責任として捉えることができる。


なんで偏差値の高い大学に行くのか、なんで名の知れた企業を受けるのか。まわりの目を気にして、いわゆる「世間のものさし」で判断してきた人って、心の奥底で「自分の人生に納得してない」モヤモヤ感を持ってるんじゃないかなぁ。あくまで仮説だけども。

僕がリクルートやめて上海に体ひとつでやってきた今回の決断は自分の価値観からの判断だったし、自ら決めた納得感もある。仕事内容も自分がコミットしたことに携われている。(これは大きい!)だからモチベーションがとても高く、積極的に物事に取り組めている。これからも色々な決断を迫られる場面に出くわすだろうけど、自分のものさしで決断する習慣をつけることが出来れば、これからの人生も結構楽しく充実したものになりそうだなぁ。人生を謳歌するコツって「自分のものさしで決断する習慣」を持っているかどうかが重要なキーファクターのような気がしてます。
  

Posted by たじぃ at 14:13Comments(4)

2011年02月06日

駆け出しの広告屋さんとしての記録

中国で年越しというと旧正月のことを指すのです。日本で忘年会、新年会を終えて中国に来たのですが、また、忘年会、新年会シーズンが始まりました(苦笑)




せっかく痩せてきたのに、また年末に太りそうな僕の今日の更新



前職では媒体力を軸に仕事をしていたのですが、今回はネット広告代理店。しかもパートナーの総合代理店の「リアル」と連動させて、企画から効果測定まで一貫してやることになるので、まさに広告屋さんです。そこで駆け出しの広告屋さんとして広告の定義についてはそろそろまとめなくてはいけないなぁ、とほげーぇ、と考えています。

ずばり、

広告とは何ですか??

という問い。


もちろん、答える人によって様々な定義があるのは当然で、立場や経験によって変わるもの。なので、これからどんどん変わると思うし、むしろ変わらなければならないと思う。そんなことたった3週間の若造が言うな、とお偉い様からお叱りをいただきそうなのですが、そういうお叱りも自分の糧になると信じているのでまとめてみたいと思う。駆け出しの3週間を終えた時点での記録になればいいと思う。




僕が思うに広告とは

言葉の意味を書き換えること、付け足したりすること

と思っています。

例えば、マクドナルド。
日本で朝食というと、「家で家族と食べるもの。食べるものはご飯と味噌汁と焼き魚と漬物。」みたいな感じだったのを、マクドナルドは「朝マック」という言葉を使い、朝用のメニューを作って、「朝食」にマクドナルドで食べるのもあり、という「新しい意味」を付けたしたわけです。
バレンタインも同じ。もともとは聖バレンタインの誕生日として「欧米では恋人同士でプレゼントを贈る日」だったところにお菓子業界が「女性が好きな男性にチョコレートを贈る日」という意味を上書きしてしまった。それによって2月14日の1日だけで一年に消費されるチョコレートの1/4を占めるまでになった。さらに最近は、「友チョコ」なる意味をさらに付け加え、業界の発展に寄与している。

これらの例は僕が思う広告の存在意義だと思っている。「広く告知する」と書いて「広告」と言われるけれど、広く知らせるのはあくまで手段。狭く知らせて意味の書き換え、付け足しが出来るのであれば、べつに広く知らせなくてもいい。幸いネットの台頭により、カスタマーが「意味の書き換え、付け足し」を受け入れてくれたら、twitter、SNSを通じて一斉に拡散してくれる。つまり、カスタマーがどういう潜在欲求を持っているのかを汲み取り、そこに新しい定義を提案することが大切な能力になる。

そう考えると実は広告会社は広告主にプレゼンをしているのではなく、カスタマーに提案しているのかもしれないぁ、と自分の中で一旦結論づけている。


今日はなんか硬い日記になっちゃった。
まぁ、いいか、いつもこんな感じだもんな。
もっと緩やかに社会と接していきたいものです。


  

Posted by たじぃ at 08:10Comments(0)

2011年02月02日

一般化する思考スキーム

昨日は仕事納め。中国では基本旧正月で動いているのでこれから年末年始のお休みです。上海から福岡の飛行機の中でこのブログを書いてますが、飛行時間がたったの1時間20分なので、もはやほとんど国を移動している感覚が無い。昔、遣唐使とか鑑真とかは命をかけて渡った海を、たったの1時間ちょっとでブログ書いている間についちゃうんだから、地球も狭くなったなぁ。



上海に来る前に中国人は職を転々とする、と聞いて上海に来たわけですが、実際のところうちの会社の同僚のみなさんは長く勤めていらっしゃる。この前なんて、同僚に、「たじぃは前の会社でどのくらい働いてたの?」と聞かれたので、「1年半くらいだよ」と答えたら、「だめだよ、最低3年はやらなきゃ身にならないよ。」と言われて、どっちが日本人か分からなくなっちゃいましたよ。

日本人は~~、中国人は~~という物事を一般化してしまう思考スキームは気を付けていないと事実を見えなくしてしまう。実際うちの会社の中国人は定時が過ぎても残業してるし、休日出勤だってする人もいる。これは国籍がどうとかいう話だけでなく、僕達が普段考えを巡らすときに常に陥る可能性がある罠だったりします。たしかに、。一般化する思考スキームを使わないと、事象がカオス過ぎて論理とか思考を組み立てられないので必要不可欠なんだけど、その一方で常に「ここは一般化して大丈夫なところかどうか」と意識していないと、事実を曲げて解釈してしまう。北京に行ったら色々な「異文化」に出会うと思うけど、そのたんびに注意しなきゃいけないなぁ、と自戒を込めてブログに書きました。


さて、これから日本に帰るわけですが、日本は当然のことながら普通の日。みんな真面目に働いている時期なのです。だれも遊んでくれる人もいない寂しい帰国でございます。なんか、土日出勤の人たちってこういう寂しい思いをしているんだろうなぁ、となんか親近感を覚えてしまいます。

夜は奥さんと久しぶりにゆっくり過ごす予定なのですが、昼はずっと空いております。だれか相手してくれるかた、ご連絡お待ちしております。あ、福岡限定で(苦笑)
  

Posted by たじぃ at 14:03Comments(0)