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Posted by みやchan運営事務局 at

2012年03月27日

道徳なき経済は犯罪。経済なき道徳は寝言

渋沢栄一の本を読んでいて、はっと気づいた。
これまで、仕事は順調?ときかれた時、良い悪いの応えの基準になるのはいつも「経済」だけだった。つまり自分の成績だけが基準だった。でもたとえ「経済」が良くても、「道徳」が良くなかった時もあったんじゃないか。これまで「数字」ばかり気にしていて「道徳」を疎かにしてきていた気がする。

道徳と経済は両立するはず。道徳を疎かにして、経済だけを求めても、短期的にうまく行くだけであって長続きしない。中長期的な利益をあげるためには経済だけでなく道徳も並行して求めることが大切だと思う。

「経済」の評価はとても簡単だ。「利益」が大きくなれば「良い」と言える。でも、「道徳」の良い悪いっていうのは基準が難しい。特に外国に住んでて外国人とやり取りする場合は、そもそもの「道徳」基準が違ったりする。中国であればOKだけど、日本だとNGということもある。(もちろんその逆も)
特にこれからグローバル経済が拡大すると、「道徳」の概念も日本の枠だけで考えていてはいけない時代がくる。(というかなってる。)


自分は自分のために頑張るのはとても苦手なタイプだと思う。社会に貢献するためというパブリックな目標が無いと頑張れない。なんか、就活生と同じ事言ってるなぁ、と思うけど社会人になってしばらくたった今でも、その気持ちは変わらない。最近、「なんで働いてるんだっけ?」という命題をもう一度考え直す出来事があった。僕は主に中国で商売している企業の広告をつくる仕事をしている。自分は何のために働いているのか。それは「国境を超え、良い商品・サービスに触れるチャンスがあふれるアジアを創る」ために働いていると、目的の再設定をした。

これは会社のスローガンでも無く、あくまで個人のポリシーみたいなもの。利益は「目標」であって「目的」ではない。利益は「目的」を達成するための手段みたいなものなんだよね。まぁ、これから「何のために働いているのか」「会社は何のために存在するのか」という命題にぶつかることは多いと思うが、そのたびにきっちりと答えを出して行こうと思う。


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Posted by たじぃ at 09:41Comments(1)