2012年08月09日
北京は中国の首都にふさわしい街だと思う。
1泊2日、現地滞在時間18時間という、某番組みたいなスケジュールで北京に行ってきました。最近は上海にいることが多くなって来ましたが、北京は2011年4月から8ヶ月の短い間でしたが、一人で戦っていた思い出の街。今から思い返せば正直辛いことの方が多かったし、日本人も少なく中国共産党の色が強い街だけけれど、今回はなぜかホッとできる不思議な街に変わっていました。
中国はとても広く、日本の25倍の面積があります。しかも56の民族がいる多民族国家。なので、それぞれの都市の雰囲気はそれぞれ全然違う。中国の西の端、「カシュガル」は完全にウイグルの街だし、北のハルピンはロシア風。天津・上海などの港湾都市は国際都市だし、南の広州は広東料理にみられるようにグルメ都市。北京と上海だって中国を代表する2大都市だけれど、街の空気は全く違う。上海は世界に開かれた開放的な雰囲気だけれど、北京は政治色の強いなんか厳格な雰囲気。
昔はこの政治色の強い北京の雰囲気が好きじゃなかった。なんかドヨンとした重たい空気で「自由が制限されている」感を感じる。特に天安門とか各省庁が集まる東単エリアなんかに漂う重厚感は半端無く、いつも「あぁ、ここは共産党の一党独裁国家」なんだなぁ、と体で感じ取れるくらいだった。
だけど、最近はこの重たい北京の雰囲気になぜか安心感を感じるようになった。上海の様に世界の文化が融合されてしまい、どこかふわふわした雰囲気ではなく、ここが中国の中心だと、4,000年の歴史の中心だと、言わんばかりの厳格な雰囲気。それは普段は何も語らない厳格な昭和の父親のように、普段は厳しいことを言うのだけれど最終的にはすべてを受け入れてくれるような、そんな雰囲気。はじめは嫌いだったそんな北京の雰囲気が今となってはとても落ち着く場所になっていた。これから世界の色んな場所に住むんだと思うんだけれど、この北京という街で人生の一時期を過ごせたことは僕の人生にとってとても大きな意味を持つんだと思う。またいつか住むかも知れないしね。
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中国はとても広く、日本の25倍の面積があります。しかも56の民族がいる多民族国家。なので、それぞれの都市の雰囲気はそれぞれ全然違う。中国の西の端、「カシュガル」は完全にウイグルの街だし、北のハルピンはロシア風。天津・上海などの港湾都市は国際都市だし、南の広州は広東料理にみられるようにグルメ都市。北京と上海だって中国を代表する2大都市だけれど、街の空気は全く違う。上海は世界に開かれた開放的な雰囲気だけれど、北京は政治色の強いなんか厳格な雰囲気。
昔はこの政治色の強い北京の雰囲気が好きじゃなかった。なんかドヨンとした重たい空気で「自由が制限されている」感を感じる。特に天安門とか各省庁が集まる東単エリアなんかに漂う重厚感は半端無く、いつも「あぁ、ここは共産党の一党独裁国家」なんだなぁ、と体で感じ取れるくらいだった。
だけど、最近はこの重たい北京の雰囲気になぜか安心感を感じるようになった。上海の様に世界の文化が融合されてしまい、どこかふわふわした雰囲気ではなく、ここが中国の中心だと、4,000年の歴史の中心だと、言わんばかりの厳格な雰囲気。それは普段は何も語らない厳格な昭和の父親のように、普段は厳しいことを言うのだけれど最終的にはすべてを受け入れてくれるような、そんな雰囲気。はじめは嫌いだったそんな北京の雰囲気が今となってはとても落ち着く場所になっていた。これから世界の色んな場所に住むんだと思うんだけれど、この北京という街で人生の一時期を過ごせたことは僕の人生にとってとても大きな意味を持つんだと思う。またいつか住むかも知れないしね。
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Posted by たじぃ at
23:48
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