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Posted by みやchan運営事務局 at

2011年12月19日

何が君の幸せ、何をして喜ぶ

加藤嘉一という人が書いた「我日本海の橋とならん」っという本を読んだ内容は多岐にわたっており、外交の話、経済の話、メディアの話などが語られている。その中でなぜか一方的に彼に親近感を持った。「一生懸命になるポイント」がとても似ていると感じた。

僕は昔から物欲とか名誉欲のような欲求がほとんど無かった。今でもめちゃくちゃ欲しい物があるかと言われると、全く思いつかない。高級車も興味ないし、高級マンションも全く興味がない。同世代の何名かは35年ローンを組んで都内にマンション買った人もいるけれど、僕には正直理解できない。名誉欲についても、まぁ、こういう言い方をしない方がいいことは承知の上で書くんだけれども正直、今も前職も出世したいと思ったことはないし、これからも出世したいと思うことは無いんだと思う。別に責任が重くなるのが嫌で出世したくないんじゃなくて、役職が上がること自体に魅力を感じない。

おそらく、巷で言われる「草食系男子」って僕みたいな人のことを言うんだと思う。
「そんなんじゃダメだ!もっとガツガツ行け!男だろ!」と、色んな人に言われて、僕も頑張って肉食系になろうと試みてきたけれど、やっぱり無理だった。根本的に興味が沸かないのだ。もう、これはどうしようもない。頑張ってなんとかなるものじゃぁ無い。これまで生い立ちや遺伝子などが複雑に絡んでくることなんだろう。

思い返せば前職の時、入社して半年間は営業面では同期の中で新規開拓数は一番をとった。それが評価されたのかどうか分からないけれど、入社半年でグループ会社との兼務も任せてもらえた。でも、半年たった頃くらいから、うまく行かなくなる。自分がいいと思って売った商品が、クライアントの役に立てなかった。自分はどんどん新規開拓してそれなりに認められてると思っていたけれど、クライアントに価値を還元してない。これってどうなんだ、僕はこのまま売り続けていいのか、、、。そういう葛藤を抱えたまま仕事をするようになった途端、急にうまく行かなくなった。「自分のために」と割りきって売り続けれる人もいるだろうし、商品改良を行うよう社内を動かすことができる人もいると思う。でも僕は両方とも出来なかった。前者は価値観の観点から、後者は能力の観点から。
たぶん、僕は「自分のため」には頑張れないタイプの人間なんだと思う。他人に勝つために頑張ることにも興味がない。あぁ本当に草食系男子だわ。

じゃぁ、自分は何のためになら一生懸命になれるのか。
大学時代、留学時代は周りの人達に助けれられながらも、本当に充実した日々を送っていた。もちろん学生なりにプレッシャーとかもあったんだけれど、それでも「社会に貢献している理想の自分」に近づくことがモチベーションとなって試行錯誤の繰り返しだったが、全然辛いと思ったことは無い。ちょっとでも宮崎がいい街になることを心から願いつつ、日々色んな考えを巡らせて、行動していた。

社会に貢献している自分に近づくことがモチベーション。誰かに勝つためとか、給料が上がるためとか、出世するためとかそういうんじゃないところから来るモチベーション。

働くようになってから、会社から色んなモチベーション要素を提示され、自分の中で咀嚼できないまま、中途半端に受け入れてきてしまった。当然消化不良になり毎日下痢だった。
結局ぼくは、他人に勝つことにモチベートされないし、物欲、出世欲にも反応しない。もうこれは努力云々の話じゃない。僕はそういう人間なんだと、ようやく「あきらめ」が付いた。大変なことはたくさんあるし、プレッシャーに押しつぶされそうになりながらもそれでも毎日一歩一歩進んでいくんだろう。その時に自分の頼りになるのが、他人に勝つ、とか物欲ではなくて、理想の自分に近づくこと、社会貢献欲だったりするんだろう。

みんなからのアドバイスはできるだけ吸収してどんどん真似していこうと思う。でも自分の動機、モチベーション部分については、他人の意見を参考にすることはあっても、そのまま受け入れてもうまくいかない。それは日々自分を見つめ、自分について考え続けていることが重要なことなんだと思う。







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Posted by たじぃ at 11:40Comments(1)