2011年04月21日
採用とかキャリアとかグローバルとかの件 ~前篇~
ドラッカーが言うように経営とは顧客の創造だと思っています。そしてより多くの顧客を創造守るためには雇用も創造する必要があるように思っています。
僕は大学のころから「雇用」という分野に大変興味を持っていて、将来まちづくりをやる上で軸にしていきたいものの一つにも据えています。今の北京事務所は人を雇える状況ではないんだけれど、近い将来には人を雇用して、チームを作り、事業を進めていきたいという願望みたいなものがあって、そのために今しっかりと価値を顧客に還元し、顧客を創造するというモチベートになっています。
ということなので、まだまだ先の話ということは承知の上で、どういう人を採用するのか、どういう採用活動をするべきなのか、などということを時間できたときに考えていたりしています。
まず、最低条件としては中国語が日常業務で滞り無く使えること。これはそもそも社内用語が中国語なので必須。ここは外せない。あとはネット広告を含め、広告の知識を持った人だと尚嬉しい。まぁ、中国のネット事情まで、となるとほとんどいないと思うので、ココはまた入ってからでもいいかなぁと。むしろ、中国のネット事情については一緒にやるとなってから、効率的に理解してもらえるような仕組みを作ることが僕の仕事だと思うので、そのあたりの整備も意識して日々の仕事をやっていきたい。
あとは「新卒」か「既卒」かという問題。正直どっちでもいいんだけど、中国で就業ビザ取るためには「一定期間日本で就業していたこと」が条件になるので、必然的に既卒になってしまう。
次に志向性。ココが一番むつかしいところだと思う。実際、中国語が話せて日本で就業経験がある人なんてたくさんいるわけなんだけど、会社のベクトルと個人のベクトルが一致しなければそれは、会社にとっても、個人にとっても辛い話。しかも「違うな」と思ったときに方向転換する術がなく、ズルズル会社に残ってしまうのは、もう悲劇としかいいようがない。この「志向性」ってどう扱ったらいいのかについて、最近よく考えている。
僕は転職で今の環境にいる。今の環境は自分の「志向性」と一致しているし、すごくモチベートされる環境にある。何時まで働こうが嫌でもないし、休日出勤も苦じゃない。その意味ですごく恵まれた幸せものだと思うし、お世話になっている皆様に感謝している。ただ、前職の後半くらいから、自分の志向性と環境が少しづつずれてきて、転職のタイミングでは正直耐えられないほどズレてしまっていた。僕は社会人歴で言うとまだ2年何ですけど、幸運にも「モチベートされている状態」と「モチベートされない状況」の両方を既に経験させてもらっている。本当に感謝である。
僕はキャリアについて、常に3つの軸を意識していて、「動機(志向性)」「スキル」「環境」のそれぞれの軸が一致することに注力するべきだと思っている。スキルについては自分で上げる以外に方法はなく、「会社の研修制度が悪いからスキルが伸びない」などと言っている輩は逝ってよし(死語??)なんだけど、動機と環境については、ある程度自分の努力でなんとかなる部分もあるけど、正直、外部要因のほうが大きいのは事実。そこの歪を同調整するかがセルフモチベーションマネジメントだ、などと勝手に思っているわけです。この「『動機にマッチした環境』をどんな人であれば作り出せるのか」ということについて最近夜な夜な考えているのです。
結局、現時点で行き着いた答えは、「会社が求めることに応えることが、個人の将来やりたい事に繋がっている、という顕在意識があるかどうか。」なのかな、と。非常にモチベートされている今の自分と、全くモチベートされなかった昔の自分を比較すると、この部分が大きく違う。僕が今会社から求められていることに応えることは、将来、宮崎でまちづくりをやる、という目標にリンクしている。この辺は書きだすと長くなるので割愛。。。
終身雇用が終わり、人材の流動化がグローバルの規模で起こる今後(てか、既に起こってるけど)、「会社の理念に共感して云々、、、」なんていうところは正直どうでもよくて、今後3~5年に会社から求められることに応えることが将来の夢、目標、やりたい事に繋がっている、ということが大切。ぶっちゃけた話、会社にとっては個人が会社の理念に共感してようとしていまいとどうでも良くて、要は会社が個人に期待したことにその個人が応えれくれてるか、が重要なんです。そこに意欲的にチャレンジする個人が必要なわけ。会社の理念は年功序列時代、個人をモチベートする手段だったわけだよね。でも3~5年で流動的に人材が入れ替わるんであれば、会社の理念に共感するかどうかって意味が薄れてると思う。個人の志向性の重要性が上がってくる時代。そんな時代がまもなく来る。とってもワクワクしています。はやく、ブログで人材採用のネタを書けるように頑張ります。
後半に続く・・・
僕は大学のころから「雇用」という分野に大変興味を持っていて、将来まちづくりをやる上で軸にしていきたいものの一つにも据えています。今の北京事務所は人を雇える状況ではないんだけれど、近い将来には人を雇用して、チームを作り、事業を進めていきたいという願望みたいなものがあって、そのために今しっかりと価値を顧客に還元し、顧客を創造するというモチベートになっています。
ということなので、まだまだ先の話ということは承知の上で、どういう人を採用するのか、どういう採用活動をするべきなのか、などということを時間できたときに考えていたりしています。
まず、最低条件としては中国語が日常業務で滞り無く使えること。これはそもそも社内用語が中国語なので必須。ここは外せない。あとはネット広告を含め、広告の知識を持った人だと尚嬉しい。まぁ、中国のネット事情まで、となるとほとんどいないと思うので、ココはまた入ってからでもいいかなぁと。むしろ、中国のネット事情については一緒にやるとなってから、効率的に理解してもらえるような仕組みを作ることが僕の仕事だと思うので、そのあたりの整備も意識して日々の仕事をやっていきたい。
あとは「新卒」か「既卒」かという問題。正直どっちでもいいんだけど、中国で就業ビザ取るためには「一定期間日本で就業していたこと」が条件になるので、必然的に既卒になってしまう。
次に志向性。ココが一番むつかしいところだと思う。実際、中国語が話せて日本で就業経験がある人なんてたくさんいるわけなんだけど、会社のベクトルと個人のベクトルが一致しなければそれは、会社にとっても、個人にとっても辛い話。しかも「違うな」と思ったときに方向転換する術がなく、ズルズル会社に残ってしまうのは、もう悲劇としかいいようがない。この「志向性」ってどう扱ったらいいのかについて、最近よく考えている。
僕は転職で今の環境にいる。今の環境は自分の「志向性」と一致しているし、すごくモチベートされる環境にある。何時まで働こうが嫌でもないし、休日出勤も苦じゃない。その意味ですごく恵まれた幸せものだと思うし、お世話になっている皆様に感謝している。ただ、前職の後半くらいから、自分の志向性と環境が少しづつずれてきて、転職のタイミングでは正直耐えられないほどズレてしまっていた。僕は社会人歴で言うとまだ2年何ですけど、幸運にも「モチベートされている状態」と「モチベートされない状況」の両方を既に経験させてもらっている。本当に感謝である。
僕はキャリアについて、常に3つの軸を意識していて、「動機(志向性)」「スキル」「環境」のそれぞれの軸が一致することに注力するべきだと思っている。スキルについては自分で上げる以外に方法はなく、「会社の研修制度が悪いからスキルが伸びない」などと言っている輩は逝ってよし(死語??)なんだけど、動機と環境については、ある程度自分の努力でなんとかなる部分もあるけど、正直、外部要因のほうが大きいのは事実。そこの歪を同調整するかがセルフモチベーションマネジメントだ、などと勝手に思っているわけです。この「『動機にマッチした環境』をどんな人であれば作り出せるのか」ということについて最近夜な夜な考えているのです。
結局、現時点で行き着いた答えは、「会社が求めることに応えることが、個人の将来やりたい事に繋がっている、という顕在意識があるかどうか。」なのかな、と。非常にモチベートされている今の自分と、全くモチベートされなかった昔の自分を比較すると、この部分が大きく違う。僕が今会社から求められていることに応えることは、将来、宮崎でまちづくりをやる、という目標にリンクしている。この辺は書きだすと長くなるので割愛。。。
終身雇用が終わり、人材の流動化がグローバルの規模で起こる今後(てか、既に起こってるけど)、「会社の理念に共感して云々、、、」なんていうところは正直どうでもよくて、今後3~5年に会社から求められることに応えることが将来の夢、目標、やりたい事に繋がっている、ということが大切。ぶっちゃけた話、会社にとっては個人が会社の理念に共感してようとしていまいとどうでも良くて、要は会社が個人に期待したことにその個人が応えれくれてるか、が重要なんです。そこに意欲的にチャレンジする個人が必要なわけ。会社の理念は年功序列時代、個人をモチベートする手段だったわけだよね。でも3~5年で流動的に人材が入れ替わるんであれば、会社の理念に共感するかどうかって意味が薄れてると思う。個人の志向性の重要性が上がってくる時代。そんな時代がまもなく来る。とってもワクワクしています。はやく、ブログで人材採用のネタを書けるように頑張ります。
後半に続く・・・
Posted by たじぃ at 15:18│Comments(2)
この記事へのコメント
理念について少し。
私も学生の採用活動している頃、
よく学生に「御社の理念に共感しました!」
と言われた。
私は働く上では少なからず愛社精神も必要なんじゃないかなーと思う。
だから理念に共感することは、入りの部分ではもちろん大切なことなんだろうけど、理念って表面的というか感覚的なものであって。
共感した理念をいかに自分の中に落とし込み、内側の部分から考え、自分の思いをカタチに出来るかが重要になってくるんだよね。
そうゆう行動できる人と一緒に働きたい\(^o^)/
私も学生の採用活動している頃、
よく学生に「御社の理念に共感しました!」
と言われた。
私は働く上では少なからず愛社精神も必要なんじゃないかなーと思う。
だから理念に共感することは、入りの部分ではもちろん大切なことなんだろうけど、理念って表面的というか感覚的なものであって。
共感した理念をいかに自分の中に落とし込み、内側の部分から考え、自分の思いをカタチに出来るかが重要になってくるんだよね。
そうゆう行動できる人と一緒に働きたい\(^o^)/
Posted by ひろこさん at 2011年04月23日 10:38
>ひろこさん
コメントありがとうございます。
愛社精神はもちろんあったほうがいいと思います。
ただ、人材の流動化がグローバル規模で起こっているので、
昔ほど会社の理念を浸透させる意味が薄くなってくるのかなぁ、と思います。
愛社精神と言うより、自分の仕事内容が好きだとか、プロジェクト単位での理念に共感しているだとかの方が重要性は増して来るんだと思います。
コメントありがとうございます。
愛社精神はもちろんあったほうがいいと思います。
ただ、人材の流動化がグローバル規模で起こっているので、
昔ほど会社の理念を浸透させる意味が薄くなってくるのかなぁ、と思います。
愛社精神と言うより、自分の仕事内容が好きだとか、プロジェクト単位での理念に共感しているだとかの方が重要性は増して来るんだと思います。
Posted by たじぃ at 2011年04月23日 15:21