2011年07月16日

カンヌ広告賞金賞おめでとう!九州新幹線プロモーション 

九州新幹線全通の「幻」のCMがカンヌ国際映画祭で金賞を受賞しました!いやーめでたい。

↓日本から見ている方
http://www.youtube.com/user/shuku9wave
↓中国から見ている方
http://v.youku.com/v_show/id_XMjc5MDU5MjM2.html


なんで「幻」かというとこのCMが実際にテレビで放送されたのは2~3日ほど。というのも、九州新幹線全通が3月12日だったのですが、東日本大震災が前日に発生し、それ以降は日本全国で自粛ムード。そのあおりを受けて、このCMもその後使われることはありませんでした。

ただ、その後はネット上で「九州新幹線のCMが素晴らしい!」と話題になり、この度の受賞につながりました。

僕はこの出来事を中見ていて、二つのことに勇気づけられました。

一つはクリエイティブ面。九州新幹線沿線が一つになって、この3分間のCMを仕上げたこと。よくある、有名人ありきのCMではなく、その土地に住人、そこにしかない物を使って一つのCMを創り上げたことに広告に携わるハシクレとしてとても強い感動を受けました。さらにメッセージがこのCMに出演者に感謝を伝え、住民と同じ目線で作られていること。従来のような「ウチの商品いいですよー!」「ウチのサービス使ってねー!」という、一方的な情報伝達じゃない点が素晴らしい。そもそもこのクリエイティブ自体がこれは僕が将来目指す、「地域資源」に基づいた街づくりにも繋がるということもあり、個人的な価値観、志向性の琴線に触れた一つの作品でした。

そして勇気づけられたもう一つは、多くの人がこのCMに触れたのは従来のテレビなどのマス媒体ではなく、インターネットだったということ。さらにネットの中でもポータルサイトではなくYouTubeのような動画共有サイトや、ツイッター、ブログ、mixi、FacebookのようなでSNSで拡散していったことでした。もしもインターネットがこの世に存在していなければ、このCMは文字通り「幻」のCMとなりお蔵入りになっていたことでしょう。
先述したようにこのCMのメッセージ自体が「九州新幹線いいですよー、速いですよー!」という一方的な情報伝達でなく「九州のみんなありがとう!」的なメッセージなので、SNSの特徴との親和性もよかったんでしょうねー。
すこし余談ですが、この九州新幹線全通のプロモーションが実質なくなったことで、それまでの準備に1年以上費やしてきた関係者の方々は本当に落胆して居らっしゃったと思います。僕もこれに関わっていらっしゃった方がいましたが、前日に大々的なプロモーション中止が決まったときには、職場は大号泣だっようです。でも本当にいい物、気持ちが伝わる物を作れば、ネットの力で拡散されて、カンヌ国際広告賞を受賞することだって出来るんだと。このニュースは九州新幹線に携わってきた多くの人達に喜びを与えるニュースになったと思います。


この九州新幹線全通CMのカンヌ受賞は自分のネット広告業としての仕事面からも、将来の行う、街づくりという志向性の面からも、自分の価値観、意識に大きな影響を与えた出来事でした。まだまだ駆け出しだけど、将来はこういうプロモーションを引っ張っていけるような人材になりたい。この一連の仕掛けは自分のかなり遠いところにおかれたマイルストーンです。


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